緑色サイ太です。
失って初めて気づく大切さ。
いつまでもずっとあると思ってたのに。
代わりなんていない。
愛用の飴がいつの間にか売り場から消えました。悲しい。
「名古屋のミント飴といえば、デリシャスミントなんです。」のこと。
愛用してるものはありますか?
このメーカーのこの商品じゃないと!っていうやつ。
特にこだわりはないと思ってましたが、実は、ありました。飴です。
デリシャスミントとの出会い
ほしや製菓の商品「名古屋のミント飴といえば、デリシャスミントなんです。」
長い商品名です。
昔から名古屋に根付いてたみたいだけど、僕が知ったのは名古屋に取り出し戻ってきた数年前。
もともと飴が好きで、当時、UHA味覚糖「透き通ったミントのおいしいのど飴」にどハマり。
これまでのミント飴と違い、ミントの味がダイレクトに楽しめる革新的な飴だった気がします。
名古屋に戻ってきて数日、家にあるミントのおいしい飴の在庫がなくなったので、いつものように買おうとしたところ、近所にスーパーに置いてなく、代わりにミント飴として買ったのがデリシャスミントでした。
一口食べて、衝撃が走ったのを記憶してます。
大袈裟ですけど、ホントに衝撃的な美味しさ。
優しい甘さに程よいミント感。シンプルだけど、それだけに直球な美味しさ。
甘さとミントの味のバランスが最高だったのです。
あと、好きになった要因の一つとして、お楽しみ部分。
当時、パッケージのしゃちほこ部分の内側に「やったー」の文字が書いてると当たりという嬉しい仕組みがあって、製造元に送ると飴の詰め合わせがもらえたんです。
初めて「やったー」が出た時には、声に出して「やったー」と言ってました。
やっぱり当たりってのはいくつになっても嬉しいものですね。
そして、もらった飴の詰め合わせはどれも美味しかった思い出。
出会ったから、ほぼ毎日、なめてました。
365日のうち、360日ぐらいはなめてたと思います。
家の引き出しには常に2、3袋のストック。
引っ越してからは、売ってるスーパーが遠くなりましたが、デリシャスミントを補充するために行ったりもしました。
別れ
まず、少し前、「やったー」の仕組みがなくなりました。
おまけ要素がなくなったのは、ちょっと悲しかったけど、味は相変わらず美味しく好みだったので、気にせずに買ってました。
そして、そろそろストックを補充するかという時にいつものスーパーに行くと置いてない。
取り扱いを止めてしまったのかな?と、別のお店もハシゴして探すも見つからず。
妻にも捜索範囲を広げてお願いして、探してもらうこと数日、一向に見つかりません。
こんなにどこにもなくなるのはどうしてだろう、工場が停止とかしたのかな?と思ったりもしましたが、そのうちまた入荷するだろうと考えてました。
そして、ストックのラスト1袋を開封し、その中身もほぼなくなりかけた時に、なにかおかしいと、ネットで調べてみると、なんと製造元の会社が廃業とのこと・・・。
おおマジか。って。
なんだろう、この胸にぽっかりと空いた感じ。もうデリシャスミントが味わえない悲しみ。
そのうち買えると思ってたので、手元には、辛うじて残っていたラスト1つのデリシャスミント。
最後のお別れだと思うと、もったいなくてなめられない!
希望
もうデリシャスミントを食べられる明日は来ないと思うと少し落ち込みました。
なんとかデリシャスミントを手に入れる方法がないか、ネットをよく見ると、なんとデリシャスミント、譲渡されていた!!
ほしや製菓から、和歌山県の川口製菓へ!!
和歌山県の会社だからか、近所のスーパーでの取り扱いがなくなったのかな?
とりあえず、ネットで注文。
アマゾンにありました。待ちきれない!!
注文翌日に到着しました。
飴を箱買いしたのは、人生初です。
若干パッケージのデザインが変わってます。
商品名称も変わってますが、デザインの雰囲気は踏襲されてますね。
ほしや製菓のデリシャスミントは、エネルギー12.5kcalだった気がします。
川口製菓のデリシャスミントは、エネルギー11.7kcal。
個別包装のパッケージ。
右がラス1のほしや製菓のデリシャスミント。パッケージが黄緑。
左の川口製菓のデリシャスミントは、青緑で、デザインは踏襲されているものの、色の違いがあります。
肝心の味は・・・
川口製菓のデリシャスミントはほんの少しだけミント感が強く、甘みは少し控えめな感じがしました。
数年食べ続けた、ほしや製菓のデリシャスミントの味の記憶との比較です。印象の問題かもしれませんが。
これから
甘さとミント感が直球どストレートのほしや製菓のデリシャスミントはもう味わえなくなってしました。
でも、ほぼ大好きなデリシャスミントが川口製菓のデリシャスミントなので、変わらずに買い続けます。
そして、ラス1のデリシャスミントは、この記事をアップしたらなめます。
こんなタイミングでもないとなかなか食べる気がしなさそうなので。
この味に感謝し、味わいながら最後の一粒を堪能したいと思います。